ホテル・宿の条件をみんなで決めるとき

宿の候補をグループに送ったのに、返ってくるのは「どこでもいいよ」と既読だけ。決めたあとで「もう少し駅に近いほうがよかったかも」と聞こえてくる。グループ旅行の宿選びは、行き先以上に止まりやすい話題です。

止まる理由の多くは、誰かがわがままだからではありません。見ているところが人によって違うからです。安さを大事にする人、少し高くても部屋にこだわりたい人、価格に見合えば気にしない人。同じ宿の一覧を見ても、目に入る数字が違います。

この記事では、候補を探す前に3つだけそろえておく進め方を紹介します。

1. 「1人1泊いくらまで」を先にそろえる

宿の価格は、サイトや宿によって表示の単位がばらばらです。部屋ごとの料金なのか1人あたりなのか、税やサービス料が込みなのか。温泉地では入湯税が別にかかることもあります(入湯税は地方税法で定められた市町村の税です)。

そこで、話し合いでは「1人1泊あたり・税込」に単位をそろえます。「2人部屋で2万円」は「1人1泊1万円」と言い直すだけで、比べやすくなります。海外の宿なら、円に換算した目安で十分です。

上限を聞くときは、グループの場で一斉に言ってもらうより、幹事に個別で送ってもらうほうが答えやすい人もいます。金額は、その人の暮らしに関わる話です。

2. 上限を「どのくらいゆずれないか」も聞く

同じ「1万円まで」でも、意味は人によって違います。

  • ここは超えられない
  • 超えるなら先に聞いてほしい
  • できれば守りたい
  • こだわらない

この4段階で聞くと、「1万2,000円の宿があるけど、どうする?」となったときに、誰に確認すればいいかがはっきりします。全員に同じ重さで聞き直さなくて済むので、幹事の手間も減ります。

「どこでもいいよ」と言う人の中にも、「こだわらない」人と「本当は超えたくないけど言い出しにくい」人がいます。段階で聞くと、後者の人も答えやすくなります。

3. 「候補選びを任せてよいか」を分けて聞く

最後に、候補選びを幹事に任せてよいかを聞きます。ここで大事なのは、任せてもらうことと、費用に了承してもらうことは別だという点です。

「選ぶのは任せる。でも上限を超えるなら一言ほしい」という人もいます。返事がないことを、了承として扱わない。この線を最初に引いておくと、予約したあとの「聞いてない」を防げます。

候補を出すときのコツ

3つがそろったら、候補を探します。

  • 候補は2〜3軒に絞る。多すぎると比べる手間が参加者に回ります
  • 価格はすべて1人1泊・税込で書きそろえる
  • 上限を超える候補を出すなら、「この人に確認が要る」と分かるようにしておく
  • 返事の期限を一言添える(「金曜の夜までに反応ください」など)

トリプラの「宿の条件」でできること

ここまでの流れは、LINEやメモでもできます。人数が多い、上限を個別に聞くのが手間、という場合は、トリテスの旅行計画ツール「トリプラ」の宿の条件も使えます。

  • 幹事が「決める」タブで宿の項目を作ると、メンバーそれぞれが1人1泊の上限と4段階の強さ、「予約の前に確認してほしい」を入れられます
  • 入れた条件は本人にだけ表示され、幹事を含めほかの人には見えません
  • 候補に価格を入れると、「ここは超えられない」「超えるなら先に聞いてほしい」の人の上限を超える宿は、その人が確認するまで確定できません
  • 価格がまだ入っていない候補も、上限を気にする人がいるあいだは確定できません。価格を入れると判定されます
  • 「宿選びを幹事に任せる」を期間つき(7日・14日・30日)で選べます。任せても「ここは超えられない」は越えません
  • 確認が必要な人がいるとき、全員には「確認が必要な人がいます」のように出ます。誰の条件か推測されにくいよう、少人数の旅行では人数を出さないようにしています

最終的に宿を確定するのは幹事です。条件はあくまで、確認が要る場面を見落とさないための仕組みで、自動で宿が決まるものではありません。トリプラは登録不要で、旅タイプ診断を受けていなくても使えます。

まとめ

宿選びで先にそろえるのは、次の3つです。

  1. 1人1泊・税込で、上限はいくらか
  2. その上限を、どのくらいゆずれないか
  3. 候補選びを任せてよいか(費用の了承とは別)

予算の考え方は、旅の好みとも関係します。お金の使い方を含めた自分の旅行スタイルを知りたい人は、旅タイプ診断(基本16問・約3分)も試してみてください。タイプは会話のきっかけで、今回の上限は本人に確かめるのがいちばん確実です。

トリテスで試す

トリテスは、旅の好みを16タイプで振り返る無料のテストです。メンバーの違いを持ち寄るトリグル、候補への反応や準備の担当を整理するトリプラもあります。

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