開発の背景
トリテスを作った理由
旅行の計画を、もっと進めやすく。
幹事も、参加する人も、それぞれの関わり方で。
旅行には行きたい。でも、計画の時間が合わない
私が旅行の計画で難しいと感じていたのは、みんなの予定が合わず、相談する時間を取れないことでした。旅行に行きたい気持ちはあっても、計画のために全員が同じ時間に集まるのは簡単ではありません。
メッセージで候補を送っても、すぐに返事がそろうとは限りません。段取りを進める側は、ある程度手間をかけてでも決めたい。一方、参加する側は、候補を調べたり、希望を文章にしたりすることを少し面倒に感じている場合があります。
細かく決めたい人が何度も質問をして、返事を待ち、最後には『もういいや』と疲れてしまう。そんなすれ違いを、少しでも減らしたいと思いました。
ホテルを一つ選ぶにも、希望はそれぞれ違う
安さを重視する人、少し高くてもこだわりたい人、価格に見合う内容ならよい人、部屋の広さを大事にする人。ホテルを一つ選ぶだけでも、見ているところは違います。
『何でもいい』と言った人が、決まった内容に大きく不満を持つわけではありません。ただ、『もう少し広い部屋がよかった』『こちらの方がよかったかも』という小さな希望が、あとから分かることはあります。
希望がないというより、説明したり比較したりする手間まではかけたくない。私の経験では、そう感じる場面もありました。もちろん、すべての人の『何でもいい』が同じ意味だということではありません。
旅の好みを、話しやすい手がかりにしたい
仲のよい相手なら、普段の様子から『ここは任せてもらえそう』『これは先に聞いた方がよさそう』と考えられます。その手がかりを、旅行の好みとして話しやすくしたい。それが、トリテスを作ったきっかけです。
トリテスでは、一緒の動き方・計画性・活動量・お金という4つの軸から、旅の好みを振り返ります。一緒に過ごしたいか、各自の時間も欲しいか。予定を整えたいか、その場で選びたいか。違いに気づくことで、先に話しておくことを見つけやすくしたいと考えています。
ただし、旅タイプから返信の速さや、計画に参加する意欲が分かるわけではありません。『このタイプだから確認しなくてよい』と決めつけず、今回の予算や外せない条件は本人に確認することを大切にしています。
全員の熱量をそろえるより、答える負担を減らす
目指しているのは、全員に同じだけ調べてもらうことではありません。幹事が前提を整え、参加者は短い質問に答える。希望が食い違うところだけ、もう少し相談する。そんな進め方です。
例えばホテルなら、『どこがいい?』と候補を何軒も送る前に、予算の上限、優先したいこと、外せない条件、候補選びを任せてよいかを聞く。参加者が一から比較しなくても、希望を伝えられる入口を作れます。
候補選びを任せてもらうことと、費用や日程を了承してもらうことは別です。返信がないことも、了承として扱いません。計画を進めやすくすることと、一人ひとりの希望を尊重することを、両立させたいと考えています。
いま、できること
トリテスで自分の旅タイプを知り、トリグルで旅仲間との違いを楽しむ。旅行の話が具体化したら、トリプラで希望や候補への投票、準備の担当を整理できます。診断や相性の話を楽しむだけでもかまいません。
これから目指す形
幹事が行き先や日程などの前提を設定し、参加者はその旅行についての短い質問に答える。その回答から希望を反映した旅程案ができ、相談が必要なところが分かる。それが、最終的に目指している形です。
これは今後の構想です。現在のトリテスが、診断への回答だけで旅程を自動作成したり、予約したりするものではありません。旅程案ができても、費用や予定に関わる最終的な判断は、本人たちが確認して決めることを大切にします。
計画を進めたい人が一人で抱え込みすぎず、参加する人も少ない手間で希望を伝えられる。そんな旅行の始め方を作っていきたいと思っています。